火傷とは、熱湯や蒸気、熱した油、アイロン、火などの熱いものに皮膚が触れることによって、皮膚が損傷された状態を言います。火傷をしてしまった場合、とにかく冷やす事が大切で、傷が浅いときは跡が残るかどうかは6時間が勝負であり、すぐに適切な必要となります。軽度の時はすぐに水道水やミネラルウォーターなど清潔な水で洗浄します。その後、ビニール袋に氷と少量の水を入れた物や、氷の代わりに保冷剤などを、タオルに包んで患部を冷やします。
衣服を着ている部分の場合は、衣服を着たまま流水で冷やします。また、初期に適切な治療が行われないと治るのに時間がかかり、火傷の跡が目立ってしまう事があるので、軽いから大丈夫だと安心せずに専門医のいる病院を受診して治療することが大切です。跡が残ってしまった時は、少しでも少なくするための方法として、ビタミンCを積極的に摂取することです。コラーゲンを生成して色素沈着を和らげて、早く綺麗に治癒することが出来ます。
身体の内部からだけではなく、皮膚から直接ビタミンCを摂取するのも重要なので、高濃度のビタミンCが配合されているローションも効果的です。その他にも、ラベンダーのエッセンシャルオイルは火傷の治療及び、傷に効果的と言われています。また、紫外線を浴びると跡が濃くなってしまいます。日焼け止めクリームを塗ったり、衣服や手袋などでカバーしたり、紫外線対策をしっかりと行うことも大切となります。