検診を受けることを嫌う人の理由として、何か悪いものが発見されることが怖いという理由のほかに、検査自体が怖いという人がいます。検査にもいろいろとあり、血液検査であれば針を刺されますので痛みが伴います。注射嫌いな人も多く、針を刺される瞬間に緊張してしまう人もいるでしょう。確かにがん検診は苦痛が伴うこともあります。
代表的ながん検診で苦痛が伴うものとして、胃のバリウム検査は辛い検査として代表的な検査ですし、乳がん検査で行うマンモグラフィー検査では痛みを伴う人も多いです。しかし大腸がん検査であれば、潜血便を検査することになりますので検便、肺がん検査であればレントゲン撮影、子宮頸がんであれば問診や視診、膣内の細胞を採取することになり恥ずかしく少し違和感がありますが、痛みはほぼないです。苦痛を感じる検査は確かにありますが、多くは比較的簡単で短時間で済む検査が多いのが特徴と言えるでしょう。また出費も大きな苦痛として感じる人が多いですが、がん検診は公的機関が実施している検査ですので、数千円の出費で抑えることができます。
また条件が満たされれば無料で受けることができる体制が整っています。比較的受けやすい環境が整っていますので、誰でも受けることができる検査と言えるでしょう。がん検診は1度受けたら終りというものではなく、定期的に検査を受けることでがんの早期発見ができる検査です。1年に1回、女性特有の部分は2年に1回受けることがおすすめです。