日本語が通じるクリニックをホーチミンでお探しではありませんか

肺がん検診の検査内容について

がん検診はがんの早期発見に役立つもので、その種類には様々なものがあります。日本人が発症しやすいがんの種類として肺がんを挙げることが可能で、肺がん検診については年齢が40歳以上になったときに、男女ともに年に1度の受診が勧められています。肺がん検診の方法としては、科学的な根拠に基づいて有効であると判定されているものは胸部X線検査と喀痰細胞診があります。喀痰細胞診は単独で行う検査ではなく、胸部X線検査と組み合わせて行うものとなります。

喫煙者として検査の対象となる者は、喫煙指数が400以上の数値の人や、600以上の数値の人となります。胸部X線検査は肺全体をX線撮影する検査で、喀痰細胞診は喫煙者を対象として胸部X線検査と併用する形で行います。喀痰を採取することによって、気管支などにがんから痰が混ざっているかどうかを顕微鏡を使用して確認します。喫煙者などに見られる特徴として、太い気管支の扁平上皮がんなどの症状を喀痰細胞診によって確認することが可能です。

胸部X線検査と喀痰細胞診の併用による診断で、がんであるかどうかを正しく判定できる精度は70%前後となっています。胸部CT検査では、CTスキャナと呼ばれる検査装置を使用して、寝台の上で横になりながらX線を使って検査を受けます。胸部CT検査は肺全体において連続的に撮影が可能なことによって、ミリ単位での画像撮影を行うことができます。肺がん検診では、胸部X線検査を受けた人のうちの3%、喀痰細胞診を受けた人のうちの1%が精密検査が必要であるという判定を受けます。

精密検査については、CTや気管支鏡などの方法によって行われます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です